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また引越しました

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レトロアパートを脱出して引越したのは、築30年以上のレトロマンション。料理、古家具、家の改造、DIY、模様替えが好き。

最大のピンチ

昨日の夜9時ごろ、流し台でごそごそしていると、洗面台脇の収納棚下から、向かいの壁に向かって、さささーーーーっと何か黒いものが動いたのが、視界に入った。
「?」一瞬思考が止まりました。「また、ゴ○ブ○か?」と思ったけど、それにしては大きくて黒い感じだし、尻尾まであったような・・・。足が4本あったような・・・。昆虫類ではなく、哺乳類??一瞬の出来事だったし、眼鏡かけてなかったので、よくわからなかった。

よ~く考えると、じわじわと恐怖心が増幅してきた。すぐに、座敷に避難して、戸を閉めきった。
「どうしよう?!どうしよう?!」入浴して、パジャマ着て、のんびりしていたのに、冷や汗がじわ~っとにじんできた。外に逃げるわけにもいかず、88歳のお隣さんに助けを求めるのも馬鹿みたいだし・・・。「どうしよう!」

もう一度、ガラス戸をそっとあけてみると・・・

黒いものが、ワゴンテーブルの上にいた!ごく至近距離に。私の気配を察知して、向こうも物陰に逃げていった・・・。ワゴンテーブルに、立てかけておいたアイロン台を利用して、その急勾配を駆け上がってらしい。テーブルの上にあるプチトマトやアボガドを物色してたのか?
最悪。引越し以来、最大のピンチ。

いてもたってもいられず、服を着替えて、財布を握り締め、薬屋が営業していることだけを祈りながら、野方商店街へ向かった。閉店間際で店内清掃中だったけど、なんとか「毒」を購入。間に合ってよかった。そして、帰宅。
最大のピンチ_d0058569_11535621.jpg

(ここ野方は、東京でも一、二を争う庶民の街なのだそう・・・。活気のある駅前商店街↑。けっこう遅くまで営業している個人商店も多い。)

玄関ドア開けるのが怖いなーと、躊躇していると、88歳のお隣さんが偶然外に出てきた。挨拶して、ねずみのことを説明すると、いつものように、半分のん気に、半分驚いた反応していた。「あら、まったく嫌だね~。」って。食べ物を外に放置してはいけないとか、ありきたりのアドバイスをくれたけど、私の心臓はバクバク鳴っている。血の気が引くのがわかった。とにかく、一箱全部の毒をそこらじゅうに撒き散らした。

次に、実家の母に電話。前のアパートでも、ねずみ被害に悩まされ、愚痴を聞いてもらっていたが、ここでも、同じことが繰り返されるとは。トホホ。

しっかし、どこから侵入してきたんだろう?怖すぎです。たいていのことは一人で対応できるけど、こればっかりは駄目だよ・・・。誰か助けて。

結局昨日はほとんど一睡もできなかった。今朝も怖くて、台所側へ行くときは、丸めた新聞紙で武装して、壁や家具を叩いて威嚇音を出しながら支度した。でも、落ち着かないので、着替えを済ませて、すぐに家を出ることにした。
庭先で花の手入れをしていたお隣さんが、「どう?餌食べてた?」って、興味津々の様子で聞いてきたけれど、そこまでチェックする余裕もないくらい怖かったので、すぐに出発。
最大のピンチ_d0058569_11551710.jpg

(自転車通勤のルートにある並木道。ここを通過して、ちょっと落ち着きました。)

スタバでコーヒーとデニッシュの朝食食べました。非常事態なので、許してください。

あああ、帰宅するのが怖い。
by Hdidi | 2005-06-24 12:05

by Hdidi